ゲーム機に便利な機能搭載のアップスケーラー・ユニット「FRAMEMEISTER」
FRAMEMEISTER(フレームマイスター)は、ゲーム好きのお客様にお勧めの映像変換装置です。本機は、ゲームに適した映像処理や機能を備えております。本機をご利用いただくことで、NTSC方式のアナログ映像・音声をデジタルに変換し、HDMI入力端子付きのテレビやパソコン用ディスプレイに表示することができます。またDVI入力(デジタル)を持つパソコン用ディスプレイに映像を表示することが可能です。
様々なゲーム機や映像機器をHDMIで接続
FRAMEMEISTERは、アナログ映像出力を持つゲーム機や映像機器だけでなく、HDMI出力の機器も解像度変換してHDMIモニタに接続可能です。
アナログ映像・音声をHDMI信号に変換
FRAMEMEISTERは、ビデオ/S/D端子、21ピンアナログRGB端子のアナログ映像・音声をHDMI信号に変換することが可能です。
低遅延スケーラー搭載
FRAMEMEISTERはAVアンプ等で使われているMARVELL社の高性能スケーラー「88DE2750」を採用し、遅延1フレーム未満を実現しました。XRGB-3と比べても低遅延な最速のスキャンコンバーターです。※当社比
お知らせ
- 2019.1.17
- NEW ソフトウェアダウンロードにて、HDMIの互換性向上、PC-8801ほか調整機能追加のファームウェアβ版を公開しました。
型番 |
FRAMEMEISTER(FRAMEMEISTER N) |
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標準価格 |
38,800円(外税) |
JANコード |
4961997001868 |
映像入力 |
ビデオ端子(NTSC準拠) |
映像出力 |
HDMI端子(DVI互換) |
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入力
ビデオ端子(RCA端子) ビデオ(NTSC準拠)
1Vp-p(75Ω)
アナログ音声(ステレオ2ch)S端子(4ピン・ミニDIN端子) Sビデオ(NTSC準拠)
Y信号 1Vp-p(75Ω)
C信号バースト信号部で0.286V(75Ω)
※音声はビデオ端子と共用D端子(MDR-14ピン) コンポーネントビデオ信号(色差信号)
Y信号 1Vp-p
PB信号 0.7Vp-p(±350mVp-p)
PR信号 0.7Vp-p(±350mVp-p)
D5対応:525i(480i),525p(480p),1125i(1080i),750p(720p),1125p(1080p)
アナログ音声(ステレオ2ch)RGB端子(8ピン miniDIN) NTSC 21ピンRGBマルチ
アナログRGB信号:0.7Vp-p(75Ω)
同期信号:複合同期(C sync)0.3Vp-p負極性
水平同期周波数:15kHz(NTSC相当)
垂直同期周波数:60Hz
アナログ音声(ステレオ2ch)
※TTLデジタルRGBの入力には対応いたしません。HDMI端子(Type A)19ピン 2系統(HDMI HIGH SPEED対応)※1
信号帯域幅:225MHz(DVI信号は162MHzまで)
TMDS方式(シングルリンク)HDCP対応
対応最大解像度
ビデオ解像度:1080p
パソコン解像度:1920x1080ノンインターレース
表示装置が表示可能な場合はDeepColor(36bit=各12bit)に対応。※2
デジタル音声パススルー※3出力
HDMI端子(Type A)19ピン 1系統(HDMI HIGH SPEED対応)※1
信号帯域幅:225MHz(DVI信号は162MHzまで)
TMDS方式(シングルリンク)HDCP対応
対応最大解像度
ビデオ解像度:1080p
パソコン解像度:1920x1080ノンインターレース
表示装置が表示可能な場合はDeepColor(36bit=各12bit)に対応。※2
デジタル音声パススルー※3
アナログ音声は48kHzにA/D変換し、PCM方式で出力
※2:30bit(各10bit)及び48bit(各16bit)DeepColorのHDMI信号には未対応です。
また、DVI端子付きの機器に接続の際は、DeepColorは使用できません。
※3:DSD、1bitの音声モードには対応していません。
本体仕様
電源 専用ACアダプター
電圧:DC 5V 、最大消費電流:2.3A 、最大消費電力:11.5W本体寸法 横193mm×高さ33mm×奥行き119mm(ボタン、コネクター、ゴム足の凸部を除く)
本体重量 本体:約290g ACアダプター:約130g
リモコン仕様
通信方式 赤外線
電池 単4乾電池 1.5V ×2(マンガン電池、またはアルカリ電池に対応)
本体寸法 横60mm×高さ175mm×奥行き24mm(ボタン凸部を除く)
本体重量 約83g(乾電池を除く)
変換可能な解像度
ご購入の前にお読みください
FRAMEMEISTERは主要ICの生産終了(2017年2月)に伴い、確保したICの在庫が無くなり次第で生産終了となります。早ければ2018年中にもラストバイとなる見込みです。
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ディスプレイや表示、接続、画質に関するご注意
- 本機の出力モードを「DVI」に設定することで、本機のHDMI出力をDVI端子を持つパソコン用ディスプレイに入力し、表示することが可能です。なお、接続には市販のHDMI-DVI変換ケーブル(または変換アダプター)が必要です。
※DVI端子側を手で触ってショートさせると機器の破損に繋がります。全ての機器の電源を抜き、先にDVI端子をディスプレイに接続した状態で本機他を接続されることをお勧めいたします。 - 全てのテレビやディスプレイで低遅延処理の効果があるとは限りません。テレビやディスプレイ側の性能によって遅延が発生したり、効果が無いことがあります。またテレビやディスプレイ側の表示モードや解像度、入力端子によって遅延の度合いが違うことがあります。
- 1080p(24p)映像は本機で60pに変換して出力します。
- 旧型ゲーム機では映像信号のタイミングがNTSCと異なることがあり、正しく表示するためにフレームの遅延が発生する場合があります。またHDMIの1080p(24p)映像を60pに変換した場合は複数のI/P変換に数フレームの映像を使用するので必ず遅延します。なお映像信号をインターレース(1080i)に変換して本機から出力した場合は、テレビ側のI/P変換処理で遅延する可能性が高くなります。このため、ゲームでご利用いただく場合は、できるだけ本機からの映像出力をプログレッシブ(480p,720p,1080p)でご利用いただくことをお勧めいたします。
- 本機のHDMI端子から入力するHDMI信号(パソコン映像も含む)は本機でなんらかの画質調整などが行われて出力されるため、いわゆる純粋なパススルーではありません。
- 本機は主に家庭用ゲーム機やAV機器の映像信号(映像規格を準拠した機器)に適した設定となっております。業務用ゲーム基板や特殊な装置との接続には適しておりません。
- オールドゲーム機(ROMカセットで動作する古い機種)は、ケーブルやゲーム機内部の映像出力部の部品(電解コンデンサー等)が寿命で劣化・故障している可能性があり、その様なゲーム機では映像が表示できなかったり、画面が点滅することがあります。この様な場合、ゲーム機やケーブルの修理が必要になる場合があります。
また、古いケーブルなどで端子が劣化した物は、接触不良や画質低下の原因となりますので、ご利用はお勧めできません。 - 本機のHDMI入力端子にパソコンを接続されるお客様はご注意ください。本機に接続できるパソコンは、パソコン(またはグラフィックカード)にHDMI出力端子があり、ビデオ解像度(480p,720p,1080p)の映像出力を持つ機種です。パソコン解像度(DVI特有の解像度)の映像は正常に表示できない場合があります。
- 対応可能なDeepColorは36bit(各12bit)です。30bit(各10bit)や48bit(各16bit)のDeepColorのHDMI入出力には対応しておりません。DeepColorに対応しない表示装置やDVIモードでは24bit(各8bit)での表示となり、DeepColorの機能は使用できません。なお、DeepColorに対応していない表示装置では、高画質化処理の効果を十分得られない場合があります。
- HDMI1.4相当の信号(4K2K、3D、ARC、HEC[with Ethernet])には対応しておりません。
- 仕様上の制限により、本機から出力可能な映像の垂直ドット数(ピクセル数)は1080ドットまでとなります。このため、解像度が1920×1200ドットや1600×1200ドットのディスプレイをご利用の場合、映像の表示領域は垂直が1080ドット以下になります。
- ビデオデッキによるビデオテープの再生信号は、映像や音声が大変乱れており、本機で正確に信号を読み取ることができません。このため、ビデオテープの再生信号の入力はお勧めできません。
- 本機に接続する機器の組み合わせによって、解像度が変化した際、画面が表示されるまで時間がかかる場合があります。
- 入出力解像度の組み合わせや接続する機器によっては、一部使用できない機能や、十分な効果が得られない機能があります。
- パソコン用ディスプレイにDVI-Dで接続した場合、ほとんどの場合ディスプレイにDVI端子からの音声出力機能が無いため、ディスプレイから音声を出力することはできません。また、HDMI端子付きのパソコン用ディスプレイの中にはスピーカー機能を持たない機種があり、こういった機種では音声を利用することができません。 ※仕様は改良のため予告無く変更することがあります。
- 本機の出力モードを「DVI」に設定することで、本機のHDMI出力をDVI端子を持つパソコン用ディスプレイに入力し、表示することが可能です。なお、接続には市販のHDMI-DVI変換ケーブル(または変換アダプター)が必要です。
製品カタログや取扱説明書、更新ソフトウェアなどがダウンロードできます。
FRAMEMEISTER | マニュアルダウンロード |
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カタログ | |
取扱い説明書 |
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FRAMEMEISTERファームウェアβ版
FRAMEMEISTERに新たな機能を追加したり、不具合を修正したりすることができます。
FRAMEMEISTER ファームウェアダウンロード バージョン CPU Version2.04 更新日 2019年1月17日 対応OS Windows2000/XP/7/8/10 必要なケーブル等 MicroSDカード、MicroSDカードリーダー、またはUSBケーブル(TypeA[オス]-ミニB[オス])が必要です。(USBケーブルでパソコンとFRAMEMEISTERを接続することで、簡易カードリーダーとして機能します。) 変更点 ※OSDメニューの変更等、過去の更新を含みます。更新の前に以下の内容を十分ご確認ください。
■メニュー表示の誤記を修正しました。(2019年3月15日追記)
■4K映像対応テレビまたはディスプレイ、及び4K液晶パネルを搭載していないが4K映像を受信可能なディスプレイで、音声が出力されない、及び画面がピンク色になってしまう問題を改善しました。
■スキャンラインに、表現の種類を選択できる「SCANLINE_FILTER」機能を追加しました。
■PC-8801mkUSR以降のアナログRGB[640x400[24kHz]で表示機能を調整しました。
※PC-8801での動作を保証するものではありません。FRAMEMEISTERおよび本ファームウェア導入の前にPC-8801サポート方針を必ずご確認ください。■画面調整に「DOT_CLOCK_MODE」と「DOT_CLOCK」を追加しました。
■DVIモードの「1280x1024ドット」、「1280x960ドット」解像度にて240pと480iの「x2」表示が利用可能となりました。
■「SCANLINE」の「オフ(切)」の際の動作に食い違いが有った問題を統一しました。
■その他、細かな問題を修正しました。
更新内容の詳細は「ファームウェアVer2.04」アップデート内容をご確認ください。
ファイル名 XRGBminiV2.04J.zip
階層構造:ダウンロード English OSD DOWNLOAD FRAMEMEISTERファームウェア工場出荷版
β版ファームウェアに問題があった場合、工場出荷状態に戻すために使用します。
■アップデートファイルの準備
- 「ダウンロード」をクリックし、ファイルのダウンロードを開始します。
- 「保存ボタン」をクリックし、パソコンのディスクに保存します。
- 保存した圧縮ファイルを解凍(展開)し、生成された【XRGBmini】以下全てのフォルダとファイルをmicroSDカードにコピーします。
■アップデート方法
- FRAMEMEISTERにACアダプタを接続し電源をオンします。
- 上記で準備したmicro SDカードをセットし、電源ボタンを押して電源をオフしてください。
- LEDが点灯し、ファームウェアのアップデートが開始されます。
- 緑LEDが左から右へ点灯・点滅し書込みます。
ファームアップには数十秒かかります。STANBYランプが点灯して終了するまで、電源を抜いたり、SDカードを抜いたりしないでください。 - 書き込みが完了したらSTANDBY状態になります。(STANDBYランプは緩やかに明滅します。)
※一度ファームアップに使用したプログラムは使用できなくなります。再びファームアップする為には、【アップデートファイルの準備】からやり直してください。
※本ソフトウェアならびにファームウェアに関する著作権はマイコンソフト・電波新聞社に帰属します。
※本ソフトウェアならびにファームウェアのお客様によるリバース・エンジニアリングならびに改変は、これを禁止いたします。
※本ソフトウェアならびにファームウェアの公開ならびに添付は、予告なく変更・中止することがあります。マイコンソフト・電波新聞社は、これらを原因として発生した損失や損害に対して、一切責任を負わないものとします。
※本ソフトウェアならびにファームウェアの仕様は、予告なく変更することがあります。
※本ソフトウェアならびにファームウェアは正常に動作することを前提としていますが、ソフトウェアならびにファームウェアの仕様および不具合により、お客様の想定した利用ができなかったことなどにより発生した損害や損失に対して、マイコンソフト・電波新聞社は一切責任を負わないものとします。また、ベータ(評価)版については、一切の保証やサポートは致しかねます。ご了承下さい。
※本ソフトウェアならびにファームウェアを使用したことにより、また使用できないことにより発生した損害や損失に対して、マイコンソフト・電波新聞社は一切責任を負わないものとします。