地デジ対応OFDM変調器「XHEAD-2」

 XHEAD-2はHDMI映像をエンコードし、OFDM変調して送出する自主放送システムです。 HDMI映像と音声を地デジ信号(ISDB-T)に変換することができます。 自主放送としてテレビの任意のチャンネルで表示したり、地デジ対応のビデオレコーダーで番組として利用可能です。

市販の地デジ対応テレビやRF分配器、RFケーブルを使用し、簡単に館内放送

 テレビやビデオレコーダーとの接続は、同軸の「RFケーブル(アンテナ用ケーブル)」を使用するため、ケーブルの延長や分配も容易。 市販の地デジ用ブースターや分配器なども利用できます。 展示会場や、体育館の様な広い室内での映像の送信にもご利用いただけます。 また、小型であるため、持ち運びが容易です。

簡単サイネージに

 市販の地デジ対応テレビやRF分配器、RFケーブルを使用し、構造が簡単なサイネージ・システムを構築できます。

イベント会場や公民館の案内表示に

 RFケーブルはアンテナ配線の様に延長に適しているため、比較的広い施設でもケーブルの引き回しが容易です。

受付などのお知らせ表示に

 テレビやパソコンを使用しての、「受付の案内表示」や「番号呼び出しシステム」など、様々なシステムに利用できます。

お知らせ

2019.3.15
NEW ソフトウェアダウンロードにて、安定性を向上するファームウェアVer.1.31を公開しました。
2018.11.12
NEW ソフトウェアダウンロードにて、安定性を向上するファームウェアVer.1.20を公開しました。
主な仕様
型番

XHEAD-2

標準価格

オープン

JANコード

4961997001943

入力

HDMI端子(TypeA)19pin(HDMI1.4) HDCP 1.4
RCA端子(アナログ音声)

出力

RF端子(F型コネクタ) 75Ω地上デジタル(ISDB-T)

  • 入力

    HDMI(TypeA)19pin

    HDMI1.4 HDCP 1.4

    映像
    720x480p/1280x720p/1920x1080i/1920x1080p
    RGB 8bit/YCbCr 4:4:4 8bit/YCbCr 4:2:2 8bit

    音声
    リニアPCM 48kHzステレオ(2ch)16bit

    RCA端子

    アナログ音声
    ステレオ(2ch)

    出力

    HDMI(TypeA)19pin

    HDMI1.4
    入力からのパススルー出力(アナログ音声は出力できません)

    F型コネクタ

    RF出力(75Ω)
    地上デジタル(ISDB-T) 任意の1ch
    64〜96dBμV
    VHF 4ch(170MHz)〜12ch (220MHz)
    UHF 13ch (470MHz)〜62ch( 770MHz)

    映像フォーマット
    MPEG-2(Main@High)4:2:0 8bit VBR
    720x480p/1280x720p/1920x1080iは入力と同じ解像度で送出。
    1920x1080p(59.94Hz)は1080i(インターレース)または1080p(30p)に変換して送出。

    音声フォーマット
    MPEG-2AAC LC 48kHzステレオ(2ch)16bit

    通信

    USB2.0(TypeB)

    アップデート用(CPU用)

    USB2.0(TypeB)

    制御用(OFDM変換IC用)

    LAN端子(RJ-45)

    Webサーバー制御用
    10BASE-T/100BASE-TX

    本体仕様

    電源

    専用ACアダプター
    電圧:DC 5V 、最大消費電流:2.3A 、最大消費電力:11.5W

    時計用電池
    CR2025(3V)

    本体寸法

    横188mm×高さ41mm×奥行き112mm(ボタン、コネクター、ゴム足の凸部を除く)

    本体重量

    本体:約440g(電池を除く) ACアダプター::約140g

注意事項

 ご購入の前にお読みください

 ※著作権保護のある映像や音声信号は、視聴は可能ですが録画することはできません。
 ※入力できる映像や音声の対応解像度には制限があります。
 ※テレビの表示性能によって遅延する場合があります。
 ※全ての機器との接続や動作を保証するものではありません。

    1.  信号変換の過程で映像や音声の劣化が伴います。
    2.  信号変換の過程で映像や音声の遅延が発生します。0.5秒以上の遅延があり、表示するテレビやビデオレコーダーの映像処理によっては、さらに遅延する場合があります。このため、ソース元の映像や音声を同じ場所で視聴すると映像はもちろんのこと、音声も遅延するためエコーがかかったように遅れて聞こえます。遅延が気にならない運用方法や用途をご検討ください。
    3.  映像はテレビなどの機能によって、オーバースキャンでの表示となります。
    4.  RF信号の特性上、アンテナ端子に接続したり、アンテナ端子に接続されたRFケーブルや機器(分波器、混合器、ビデオレコーダー、テレビなど)に物理的に接続すると、アンテナから電波を発してしまったり、集合住宅の場合は他の世帯に電波が流れる恐れがあります。これにより、知らないうちに他の世帯の受信を阻害したり、著作権を逸脱した行為を行ってしまう可能性があります。このため、これらの行為は、建物や設備(ケーブルテレビ業者様含む)の管理者に相談の上、許可を得て専門の知識を持つ業者様が設置してください。弊社は、既存放送信号との混合や配線の物理的な接続によって発生した、いかなるトラブルや損害にも責任を負いかねます。弊社のサポートの範囲は本機専用の既存放送信号の配線から独立したRFケーブルの配線でのご利用に限らせていただきます。なお、ケーブルテレビを導入しているビルや世帯では本機の利用が困難になる場合が有り、弊社ではお勧めしておりません。
    5.  各解像度において59.94Hz以外の垂直同期周波数(60Hz/50Hz/24Hz)は未対応です。またDVI規格の信号や周波数には対応いたしません。
    6.  HDCPなどの著作権保護機能に対応した映像信号には対応しておりません。このため、著作権保護機能が必須の地デジ・BS/CSデジタルテレビの視聴、Blu-ray、HDDVDの再生を行うソフトウェア及びコンテンツは、xhead-2接続時にご使用いただけません。
    7.  音声コーデックが含まれないHDMI信号を入力すると、信号を変換・出力できません。必ず音声が含まれたHDMI信号を入力してください。アナログから音声を入力した場合でもHDMI信号には音声コーデックが必要となります。
    8.  映像や音楽の著作権を守り、法律の範囲内でご利用ください。
    9.  著作権保護のある信号は本機で変換しても録画することはできません。
    10.  パソコン用の解像度(VESA解像度)や特殊な機器(業務用ゲーム機、医用機器、ゲームやパチンコの開発機、独自の解像度を持つ監視カメラや顕微鏡カメラ、ラズベリーパイなどのシングルボード・コンピューター)、また家庭用ゲーム機でも59.94Hz以外の解像度には未対応、または動作保証いたしません。
    11.  Microsoft社Xboxシリーズの480p出力、Nintendo社クラシックミニゲーム機での動作は保証しておりません。
    12.  業務での利用をご検討される場合は、ご購入前に設置場所の設備や配線の状態、接続する受信機などの機材が対応できるかなどご確認ください。
    13.  弊社では取り付け工事や出張サポートは行っておりません。お客様自身で接続や設定を行っていただくか、お取引のある業者様や設備業者様へご相談ください。また故障時の代替機などは弊社ではご用意できません。
    14.  本機はすべてのHDMI規格の機器や地デジ対応製品で動作することを保証するものではありません。機器との相性や配線設備の状態によって本機をご利用いただけない場合があります。
ダウンロード

 製品カタログや取扱説明書、更新ソフトウェアなどがダウンロードできます。

XHEAD-2 製品カタログ/取扱説明書ダウンロード
製品カタログ
取扱説明書
補足マニュアル
  • XHEAD-2 ソフトウェアダウンロード

     XHEAD-2 ファームウェアは、XHEAD-2に新たな機能を追加したり、不具合を修正したりすることができます。
    弊社では、「OSが対応していない」「パソコンにUSB端子が搭載されていない」「USBが認識しない」等の理由でファームウェア・アップデートが出来ないお客様のために、送付によるファームウェア・アップデートを行っております。サポートフォームよりお問い合わせ下さい。
    XHEAD-2 ソフトウェアダウンロード
    バージョン Ver.1.31
    更新日 2019年3月15日
    対応OS Windows7/8/10
    変更点

    Ver.1.20からの変更点

    ・LAN通信の安定化を行いました。

    ・Webサーバーの安定化を行いました。

    ・Ver.1.20にて本体とWebサーバーの設定(一部の設定)に違いが発生する問題を改善しました。

    ・Ver.1.20にてWebサーバーのIDとパスワードが記録されない問題を改善しました。

    ファイル名 ダウンロードファイル名:XHEAD2_V1_31.zip
    アップデートファイル名:XHEAD2_V1_31.UPD
    ダウンロード

    XHEAD-2 ソフトウェアダウンロード
    バージョン Ver.1.20
    更新日 2018年11月12日
    対応OS Windows7/8/10
    変更点

    ※古いVer.です。Ver.1.3で問題の出た場合のみ使用してください。

    ・異常音声が入力された時、ハングアップする問題を対策。ハングアップから復帰するようにしました。

    ・DHCP ON時、LANを長期間使用するとIPが不明となる問題を対策。一定期間経過後、リフレッシュするようにしました。

    ・EPG番組名2に関する設定が正しく設定されない問題を対策。

    ・LANケーブル再接続時に接続復帰しない、及び起動後にLAN接続すると接続できない問題を対策。復帰監視を追加。

    ・Broadcastに「RemoSub_Channel(リモート・サブ・チャンネル)」機能を追加。
     サブチャンネルの設定変更が可能となりました。
     「RemoSub_Channel」は、地デジチャンネルのサブチャンネル番号(1〜8)を指定できます。なお、本機はMPEG-2エンコーダーが1系統であるため複数チャンネルの送出はできません。
     ※本設定は特定のお客様向けの機能であるため市販のテレビ受信機やビデオレコーダーではご利用いただけないか、設定を変更しても効果がありません。

    ・NetWorkに「AUTONEGOTIATION(オート・ネゴシエーション)」機能を追加。
     LANの通信速度の切り替え方法を選択する機能です。
     互換性やアクセスの安定性を重視する場合は「Off」でご利用ください。
     Off :通信速度を低速に固定します。
     On :「off」よりも通信速度を改善できる場合が有ります。

    ・Maintenanceに「MaintenancePass(メインテナンス・パスワード)」を追加。
     「MaintenancePass」は、メインテナンス用の特殊な機能です。
     特殊な利用環境でのサポートが必要になった場合に弊社の指示が有る場合のみ利用できます。

    ・Maintenanceに「Channel_Test(チャンネル・テスト)」を追加。
     「Channel_Test」は、容易にRF信号の出力を確認するための機能です。
     テレビの持つ「信号レベル測定(信号の受信検査)」機能や「信号測定器」などを組み合わせて使用します。任意のRFチャンネルに正しくRF信号が出力されていることを簡単に確認する際に使用します。
     本機能でチャンネルを変更し「OK」ボタンを押すことで(アップロード操作無しで)、任意のRFチャンネル(VHF4〜12/UHF13〜62の物理チャンネル)にRF信号波を一時的に出力できます。
     本機能を終了すると「Channel_Set」で設定しているRFチャンネルの出力に戻ることができます。ただし、操作中に「OK」ボタンを押した場合は、XHEAD-2の電源を一旦「切(オフ)」または「待機(スタンバイ)」するまで、設定したチャンネルが維持されますのでご注意ください。

    ファイル名 ダウンロードファイル名:XHEAD2_V1_20.zip
    アップデートファイル名:XHEAD2_V1_20.UPD
    ダウンロード

    ファームウェア・アップデートの前に

    ●ファームウェア・アップデートを行う際は、市販の「USBケーブル(USB2.0 Type A-Type B)」が別途必要となりますのであらかじめご用意ください。
    ●ファームウェア・アップデートを行なうと設置時に設定したすべての設定内容が初期化(リセット)されます(お客様による初期化操作[リセット操作]が必要となります)。
     このため、取扱説明書(110〜113ページ)などをコピーするなどし、設定の記録を控えるようにしてください。この記録は保管することをお勧めします。
    ●アップデート作業中は、絶対にXHEAD-2の電源を切ったり、ケーブル類を取り外さないでください。
    ●ここではWindows10を使用した操作例をご紹介します。

    参考:XHEAD-2の設定内容はWebサーバー(LAN接続)の操作でファイルとしてバックアップしたり、書き戻すことも可能ですが、ファームウェア・アップデートなどで機能が追加される場合は、誤動作の原因となる場合があるため、ご利用はお勧めできません。できるだけ手書きのメモなどでファームウェア・アップデート前の設定内容を記録するようにしてください。

    ファームウェア・アップデートの方法

    1.  パソコンを使用し、弊社のWebページより最新のアップデート・ファイルをダウンロードしてください。
    2.  ダウンロードしたアップデートファイル(ZIP形式)を展開(解凍)してください(展開したファイルは「XHEAD2_Vx_xx.UPD」の様なファイル名です)。
       ※展開したアップデート・ファイルはデスクトップ画面など操作しやすい場所に置いてください。
    3.  XHEAD-2に「ACアダプター」を接続し、電源を「入(オン)」にします(その他のケーブルはすべて取り外してください。)。
    4.  パソコン(Windows7以降搭載機種)のUSB端子(USB2.0)とXHEAD-2のUSB端子「UPDATE」を「USBケーブル(USB2.0 TypeA-TypeB)」を下図の様に接続します。
       ※恐れ入りますが「USBケーブル」は別途ご用意ください。
    5.  Windowsのタスクバーから「@エクスプローラー」をクリックしてください(下図参照)。
    6.  Windowsのエクスプローラーを開いて「デバイスとドライブ」の覧に表示されている「AXHEAD-2」をマウスでクリックし、ドライブを開いてください。
      ※XHEAD-2にはフラッシュメモリーが内蔵されているため、「USBケーブル」で接続すると、パソコンからは「ストレージ(USBメモリーなどと同等)」のドライブとして認識されます。
    7.  ドライブ内に「BUPDATE」というフォルダがあります。
    8.  「2」で展開した「XHEAD2_Vx_xx.UPD」ファイルを、マウスのドラッグ操作などで、「BUPDATE」フォルダにコピーします。コピーには30秒程度かかります。
    9.  コピーが完了したら、「XHEAD-2」の「電源ボタン(POWER)」を押してください。

       アップデート作業が開始されると、XHEAD-2本体の液晶ディスプレイに様々なメッセージが、表示されます。そのまま1〜2分程度お待ちください。
       ※アップデート作業中は、絶対にXHEAD-2の電源を切ったり、ケーブル類を取り外さないでください。
    10.  アップデート作業が完了すると、XHEAD-2本体の液晶ディスプレイに下図のメッセージ(Update Success Done Push OK Key)が表示されます。
    11.  メッセージに従い「OK」ボタンを押してください。
       XHEAD-2の設定(日時設定以外)が工場出荷時の設定に初期化(リセット)された後、XHEAD-2の液晶ディスプレイ表示(バックライト)が消え、電源が「待機(スタンバイ)」状態となります。

       ※これでファームウェアのアップデート作業は終了です。
    12.  XHEAD-2から「USBケーブル」と「ACアダプター」を取り外してください。
    13.  XHEAD-2の電源ボタンを押して電源を「入(オン)」にしてください。
       XHEAD-2を起動する間、液晶ディスプレイにファームウェアのバージョンが表示されます。念のためバージョンが新しくなっていることを目視でご確認ください。
    14.  ファームウェア・アップデート後は、すべての設定が初期化(リセット)されているため、チャンネルの設定など、すべての設定をやり直してください。
       ファームウェア・アップデート前にお客様が記録した設定資料などを確認しながら再設定することをお勧めします。

※お客様の責任でファームウェア・アップデートが失敗した場合は、有償修理となる場合があります。
※本ソフトウェアならびにファームウェアに関する著作権はマイコンソフト・電波新聞社に帰属します。
※本ソフトウェアならびにファームウェアのお客様によるリバース・エンジニアリングならびに改変は、これを禁止いたします。
※本ソフトウェアならびにファームウェアの公開ならびに添付は、予告なく変更・中止することがあります。マイコンソフト・電波新聞社は、これらを原因として発生した損失や損害に対して、一切責任を負わないものとします。
※本ソフトウェアならびにファームウェアの仕様は、予告なく変更することがあります。
※本ソフトウェアならびにファームウェアは正常に動作することを前提としていますが、ソフトウェアならびにファームウェアの仕様および不具合により、お客様の想定した利用ができなかったことなどにより発生した損害や損失に対して、マイコンソフト・電波新聞社は一切責任を負わないものとします。また、ベータ(評価)版については、一切の保証やサポートは致しかねます。ご了承下さい。
※本ソフトウェアならびにファームウェアを使用したことにより、また使用できないことにより発生した損害や損失に対して、マイコンソフト・電波新聞社は一切責任を負わないものとします。

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