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XRGB-2plusは、ご使用のパソコン用ディスプレイに、家庭用ゲーム機やDVDプレイヤーの映像を表示するための映像変換装置です。通常パソコン専用ディスプレイは、家庭用のゲーム機やDVDプレイヤーの映像を表示することは出来ませんが、XRGB-2plusを使用すれば、これらの画面を表示することが可能になります。パソコン用ディスプレイにパソコン映像を表示するだけでなく、ゲーム用ディスプレイなどとして利用できるのです。XRGB-2plusは水平同期周波数31kHz(640×480ドット)の画面モードと、水平同期周波数47kHz(1024×768ドット)の画面モードを持つパソコン専用ディスプレイに接続し、画面を表示することができます。 |
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■ガンマ補正は0〜79まで可能 |
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一般的に、パソコン用ディスプレイは家庭用ディスプレイに比べ画面が暗いです。これは、映像信号の仕様上の違いによるものですが、こういった問題を解決するためにXRGB-2plusにはガンマ補正機能が内蔵されています。ガンマ補正機能は、画面の黒い色はそのままに、薄暗い色を明るく表示する機能で、XRGB-2plusには0〜79の値でガンマ補正の値を設定することができます。 |
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■D端子入力 |
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D1出力端子を持つゲーム機や、DVDプレイヤーを、D端子ケーブルで接続することができます。またコンポーネント・ビデオ出力端子(Y,PB,PR)を持つゲーム機やDVDプレイヤーも、本機付属の「コンポーネント-D端子変換ケーブル」でD端子に接続することができます。(D端子やコンポーネント・ビデオ信号はRGB映像信号にきわめて近い鮮明な映像です)。
D端子やコンポーネント・ビデオ信号を使用すると、NTSCの信号帯域では、ほとんどRGB信号と同じ鮮明度を得ることができます。このため、ゲーム機などを接続しても、ニジミのほとんど無い鮮明な映像を入力できます。また、DVD映像は基本的にYUV信号からエンコードされていますが、このYUV信号はY,PB,PR信号と同等の画質なので、D端子やコンポーネント・ビデオ端子から映像を入力すると、DVDソフトの本来持つ鮮明度を損なうことなく入力できるのです。
※ビデオテープ用やレーザー・ディスク用のマスター映像を使用している場合は、コンポジット・ビデオの画質になることがあります。 |
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■21ピンRGBマルチ入力端子 |
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21ピンRGBマルチ入力端子を持つ家庭用ゲーム機を各ゲーム機専用のRGBケーブルで接続することができます。映像信号はRGBですので、鮮明な画像をそのまま入力できます。また、本機付属の「コンポーネント-21ピン変換ケーブル」を使用すれば、この端子から、コンポーネント・ビデオ出力端子(Y,PB,PR)を持つゲーム機やDVDプレイヤーを接続することができます。
この端子はスクリーン・メニューの設定を変更することで、RGB信号とY,PB,PR信号の両方の映像信号に対応できます(Y,PB,PR信号入力時の画質はコンポーネント・ビデオと同等になります)。 |
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■オンスクリーンメニューの調整項目が豊富 |
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スクリーン・メニュには、様々な調整機能が用意されています。画面の「明るさ調整」、「表示位置(垂直位置、水平位置)調整」、「ガンマ調整」、「黒レベル調整」、「色合い・色の濃さ調整(ビデオ・Sビデオのみ)」、「シャープネス調整」、「R・G・B個別明るさ調整」、「R・G・B個別ガンマ調整」、「音量調整」等の機能が用意されており、自由度の高い画面調整が可能となっております。本機には、リモコンも付属しておりますので、これらスクリーン・メニューの機能をリモコンで操作することもできます。 |
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■ビデオ入力 |
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現在使用されている映像機器(DVDプレイヤーなど)や家庭用ゲーム機には、ほとんどこと端子が付いています。鮮明度はあまり高くありませんが、最もポピュラーな端子です。ビデオ出力しか持たない旧型のゲーム機も接続できます。 |
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■Sビデオ入力 |
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ビデオ入力端子の次にポピュラーな端子です。現在市販されているほとんどのゲーム機やDVDプレイヤーに付いている映像端子です。ビデオ端子に比べ鮮明度も高く、色のニジミも少ないので、家庭用ゲーム機の画面やDVDプレイヤーの映像も比較的鮮明に表示できます。 |
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■選べる画面の質感 |
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XRGB-2plusでは、質感の違う画面を選ぶことができます。 |
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1.31kHz(ノーマルモード) |
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走査線を垂直方向に2倍にして表示するモードです。ごく一般的なモードです。アナログ方式のテレビ特有の走査線と走査線の隙間はありませんが、走査線が若干太くなります(
プログレッシブ表示ではありません)。 |
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2.31kHz(Vラインモード使用時) |
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基本的には1と同じモードですが、アナログ方式テレビ特有の走査線と走査線の隙間を意図的に作り出しています。アナログ方式テレビの様な質感で映像を表示しています。ただし、画面が暗くなります。 |
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3.47kHz |
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2と同じ様な画質ですが、47kHzは垂直線本数が多く、1本の走査線の幅が細かいので、走査線を2倍にして表示し、さらに走査線と走査線の隙間を意図的に表示しています。2とは違った質感で映像を見ることができます。47kHzでは、映像信号の特性上、画面の比率が変わってしまいますので、ディスプレイ側で比率(表示幅)を調整する必要があります。ディスプレイ側に画面比率(表示幅)を調整する必要があります。ディスプレイ側に画面比率(表示幅)を調整する機能が無い場合は、正しい比率で映像を表示できませんのでご注意ください。 |
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XRGB-2plusは、水平同期周波数31kHz(640×480ドット)、水平同期周波数47kHz(1024×768ドット)の画面モードを持つ、15ピン・アナログRGBディスプレイに接続して使用することができます。 |
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対応ディスプレイの例(DOS/V(AT互換機)または、PC-98NX) |
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メーカー名 |
機種名 |
MITSUBISHI |
RD,RDFシリーズ |
NANAO |
T,E,Fシリーズ |
iiyama |
MA,A,LAシリーズ |
SONY |
CPD,GDMシリーズ |
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■対応ディスプレイの条件 |
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上記対応表に掲載されていないディスプレイでも、下記の4つの対応条件が満たされていれば基本的には問題ありません。 |
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1.画面サイズが640×480ドットの画面モードに対応できる機種。
2.水平同期周波数が31kHzに対応したブラウン管タイプのパソコン用ディスプレイ(水平同期周波数が「31kHz〜56kHz」のように31kHzを含んでいれば問題ありません)
3.垂直同期周波数が60Hzに対応したディスプレイ(垂直同期周波数が「60Hz〜75Hz」のように60Hzを含んでいれば問題ありません)
4.図1の15ピン・アナログRGB端子を持つブラウン管方式のディスプレイ |
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図1:アナログRGB出力端子
(15ピン3段 HD-SUB) |
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全面 |
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背面 |
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