トップ > なにわ通信 トップページへ
 
ついに基板公開 連載第3回
さてさて、これまで2回にわたってお伝えした新製品「XRGB-3」。
3回目の今回は本体の基板写真を公開しちゃいます!
またまた大阪のマイコンソフト社に乗り込んでレポート開始!!
文:私=たん
 
開発状況は? 画質調整も重要
私:こんにちは〜。お久しぶりです!
マ:あ、どうも。こんにちは!
私:あれ?今日は元気ないですね〜。
マ:いや〜、開発が大詰めに近づいてまして、みんなピリピリしてるんですよ。
私:なるほど、そういえば今日は社内が静かですね。じゃあ小声で話しましょうか。
マ:そうですね(^^)
私:ところでXRGB-3の開発状況はいかがでしょうか?
マ:あれからこんな風に変わりましたよ。ほら!(XRGB-3を差し出す開発者)
私:おおっ!! 前回はいたるところにジャンパー線がありましたが、随分すっきりした基板になってますね!
マ:はい、基板が新しくなりました。これでほぼ最終版ですね。現在、ハードウェアはほぼ完成しています。
私:基板が2階建てみたいになってますね。
マ:ええ、XRGB-3では以前の製品と異なり、メイン基板+ベース基板+フロント基板という3枚構成になりました。また、フルデジタル処理ってことで、見た目の感じも結構違いますね。
私:メイン基板には裏面にも部品が載っているんですね。私には小さすぎて何の部品かよくわからないですが(^^);
マ:試作品はBGA以外の部品はすべて手付けなんですよ。
私:ひぃぇぇぇ〜
マ:今後の課題はファームウェアとFPGAですね。

私:FPGAってなんですか?
マ:FPGAっていうのはプログラミング可能なLSIとでも思ってください。XRGB-3では、このFPGAで映像の変換などを行っています。だから一番重要な部分ですね。
マ:製品化に際しては画質調整も重要です。
私:もちろんそうですよね。
マ:画質の調整は五輪の映像で行っています。大回転とかフィギュアスケートとか。
雪や氷の色が白飛びしていないか、激しい動きについてこれるかとかいろいろ見ています。あとアニメ映像とか各種ゲーム機でもデバッグは行っていますね。

私:個人的にはXRGB-3で五輪を見たかったのですが・・・。
マ:うっ!ごめんなさい。
ご意見も可能な限り尊重しつつ
私:先ほど励ましのメールというお話がありましたね。
マ:そうなんです。ユーザー様からの要望、励ましのメールを多数頂いております。それにお答えすべく、開発を頑張っています。頂いたメールは社員ですべて目を通していますよ。
私:そうなんですか!
新しい展開とは?
私:そういえば、前回新しい展開が、どうのこうの言われていましたが、実際にはどういうことなのでしょうか?
マ:今回は、XRGBシリーズの歴史を振り返ってみたいと思います。また、XRGB-3の基板も初公開しちゃいます。
私:おお〜!
 

■■ 注意 ■■

・分解を行なった場合、マイコンソフトの保証は受けられなくなります。
・この記事を読んで行なった行為(分解など)によって、生じた損害はなにわ通信編集部および、マイコンソフトもその責を負いません。
・ロットによって部品構成が異なる場合があります。
・なにわ通信編集部では、この記事についての個別のご質問・お問い合わせにお答えすることはできません。
・画像の転載はご遠慮願います。

XRGB-1 1995年発売 定価26,800円
入力:コンポジットビデオ、S、21ピンRGBマルチ、15ピン・アナログRGB(2段)、オーディオ
出力:15ピン・アナログRGB(2段)、オーディオ
XRGB-2 1998年発売 定価27,800円
入力:コンポジットビデオ、S、21ピンRGBマルチ、15ピン・アナログRGB(3段)、オーディオ
出力:15ピン・アナログRGB(2段)、 15ピン・アナログRGB(3段)、オーディオ
XRGB-2plus 2002年発売 定価28,800円
入力:コンポジットビデオ、S、D1、21ピンRGBマルチ、15ピン・アナログRGB(3段)、オーディオ
出力:15ピン・アナログRGB(3段)、オーディオ
XRGB-3 2006年発売予定 価格未定
入力:コンポジットビデオ(2系統)、S(2系統)、D4(3系統)、21ピンRGBマルチ、29ピン・DVI-I、15ピン・アナログRGB(3段)、USB、オーディオ
出力:24ピン・DVI-D、15ピン・アナログRGB(3段)、オーディオ
※試作品につき、製品版と異なる場合があります。
※試作品につき、製品版と異なる場合があります。
※試作品につき、製品版と異なる場合があります。
もうちょっと待ってね!