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皆様の声がすべてです! 連載第12回
文:私=たん
 
<復活?SELECTY21> <XPC-4、X68000対応について>
 マイコンソフトのリサーチによると、生産終了になったSELECTY21を探されている方が多いようです。

 このため、社内ではSELECTY21の限定再生産を行ったらどうか?という話が持ち上がっています。しかし、生産するためには、実際にどの程度の数が販売可能かを把握しなければなりません。

 もしSELECTY21が欲しいという方がおられましたら、弊社のアンケートフォームからご要望をお寄せください。ご要望が多い場合は再生産を検討いたします!




 XPC-4がX68000に対応できるということで、皆様から喜びの声が届いています。我々としてもうれしいかぎりです。
 弊社ソフトでの検証結果は、こちらをご覧ください。かなり特殊な画面モードでなければ表示可能です。画面が若干欠けるなどの場合は、手動で調整してください。
 なお、「サイ○リオン」の様に、一部のインターレス画面を使用したゲームでは正しく表示できません(画面が上下に激しく揺れるなどの症状が発生します)。ご注意下さい。

 社内では引越し時等に行方不明になったゲームがいくつかあり、過去に弊社が発売したすべてのゲームを検証することが出来ませんでした。意外だったのはドラゴンスピリットとファンタジーゾーン、アフターバーナーが無かったことですね。申し訳ありませんが、これらのゲームはお客様側でご評価ください。

 なお、久々にX68000を起動される際は、くれぐれも電源の故障にご注意してください。X68000の電源ケーブルをコンセントにつなぐ前に、必ず電源をチェック・修理しましょう。ネットで調べると、電源修理をやってくれる業者もあるみたいですよ。
<XRGB-3の新ファームウェアあと少し> <XPC-4、さらに新機能が!>
 前回検討中と書いた、XRGB-3の1920×1080ドット対応ですが、現在急ピッチで開発・検証を進めています。確定ではありませんが、以下の解像度が追加される予定です。

<ワイド系>
1280x768
1360x768
1920x1080

<ノーマル系>
640x480
640x400(24kHz)
320x240(15kHz)

 実は解像度を増やすという作業は、一見簡単に思えますが、すべての組合せでパラメーターの調整・デバッグを行わなければならず、大変時間と根気がいる作業なんですよ。

 さらに要望の多かった、”ドット バイ ドット”のモードも追加されます。まずはベータ版からの提供となる予定です。お楽しみに!
 現在XPC-4ではアナログとデジタルのRGB信号しか入力できません。しかし、現在開発中のファームウェアではアナログのY,PB,PRの入力に対応する予定です(スルー出力はできません)。Y,PB,PRとは、D端子やコンポーネント・ビデオ端子の映像信号のことです。現在市販のケーブルがないため、接続は困難です。接続ケーブルは自作するしかありません。

 なお、映像入力できる解像度は、525p(480p)/750p(720p)/1125p(1080p)の3種類のみ。プログレッシブの解像度に限られます。これはXPC-4がインターレス方式の映像に対応できないためです。
 また、著作権保護信号が含まれる映像信号では、D端子、S端子、ビデオ端子からの出力では画面が乱れるようになっています。アナログRGB、デジタルRGBでの映像出力はXRGB-3同様に表示が可能です。

 この機能の主な用途は、「PSPのゲーム画面を大画面で記録したい」、「ゲームのデバッグの記録に使用したい」、「PSPの画面を店頭で大画面で展示したい」などです。本ファームウェアは開発中なので、詳細は追ってお知らせいたします。
待て次号!!