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分配や切替が一台で出来るということで、複雑な構成が考えられます。具体的な接続事例や解像度優先スイッチの設定方法を教えてください。
下記をご確認ください。
  ●仕様の異なるテレビを接続した場合
同じ1080p解像度に対応したテレビでもDeepColorに対応したHDMI 1.3対応のテレビと、対応していないテレビ(HDMI 1.2など)が接続された場合にも解像度の矛盾が発生します。ご利用環境に合わせて解像度優先スイッチを操作するなどしてください。
   全てのテレビで表示したい=解像度優先スイッチを「映像:低/音声:低」に設定。
 DeepColor機能を使用したい=解像度優先スイッチを「出力1」に設定。
 
   
  ●仕様の異なるテレビとAVアンプを接続した場合
サラウンド音声を再生するためのAVアンプと、ステレオ2chにのみ対応した解像度の低いテレビが同時に接続された場合、解像度の矛盾が発生します。ご利用環境に合わせて解像度優先スイッチを操作するなどしてください。
  全てのテレビで表示したい(サラウンド不可)=解像度優先スイッチを「映像:低/音声:低」に設定。
AVアンプのサラウンドを利用したい=解像度優先スイッチを「出力1」に設定。
ただしテレビは映像解像度の高い物のみ表示可能。なおテレビからは音声出力不可。
   
   
テレビ画面に音声に関する警告メッセージが表示されます。どうすればよいですか?
 接続される機器の組み合わせによって、テレビのスピーカーから音声が出なかったり、テレビ画面に音声信号が対応していない旨を知らせるメッセージ(警告)が表示されることがあります。 この様な症状が発生する原因は、主に下記の2種類があります。
 
   
 
   
  デジタル音声出力(同軸デジタル端子、または光デジタル端子)から出力可能な音声フォーマットは?
本機のデジタル音声出力から出力可能な音声フォーマットは下記の方式となります。
  ●出力可能な音声フォーマット
 Linear PCM(リニアPCM)
 2ch(44.1/48kHz)
 AAC(MPEG-2 AAC)
 DolbyDigital(AC-3)5.1ch
 DTS
  ●出力不可能な音声フォーマット
 Dolby TrueやDTS HD/Master AudioなどのHDサラウンド音声、及び上記以外の周波数のリニアPCM音声
   
  プレイステーション3接続時に本機のデジタル音声出力を使用すると、Blu-ray/DVD再生時にサラウンド音声を利用できない。
これは、プレイステーション3がHDMI端子からBlu-rayまたはDVDの音声をサラウンドで出力できないためです。
   具体的にはSONY社の「プレイステーション3」で、ゲームの音声はサラウンドで再生できるが、Blu-rayまたはDVDの音声はリニアPCMの2ch(ステレオ)になってしまう、という問題です。
「プレイステーション3」ではBlu-rayまたはDVDの再生においては「光デジタル出力端子(プレイステーション本体のデジタル音声出力)」のみサラウンドに対応し、 HDMI端子からの音声はサラウンドに対応していません(HDサラウンドは対応しています)。このため、Blu-rayまたはDVDの音声は強制的にリニアPCM2ch(ステレオ)で再生されます。 本機の「デジタル音声出力」はHDMIの信号から音声を取り出しているため、「プレイステーション3」で再生したBlu-rayとDVD の音声ではサラウンド機能を利用できません。なお、プレイステーション3以外のBlu-rayプレイヤーやDVDレコーダーなどでは、多くの場合HDMI端子からのサラウンドに対応可能です。  
   
映像や音声の出力に時間がかかることがある。
 本機はマトリックス方式により様々な組み合わせで信号を入出力しています。このため、HDCP(著作権保護の信号)の確認にも時間がかかることがあり、本機の入力を切替えたり、テレビ側のチャンネルを切り替えた際(またはテレビの電源を「オン」にしたとき)、映像や音声がしばらく表示されないことがあります。
 通常5秒〜15秒程度かかることがありますが、HDCPを厳しく確認している装置と組み合わせた場合、それ以上の時間がかかることがあります。
 また、映像が表示されるまでの間に、一瞬画面にノイズ(砂嵐の様な)が表示されたり、音声にノイズが発生することがあります。
   
本機やテレビなどを操作すると表示や音声がしばらく途切れてしまう。
 本機はなんらかの状態でHDMI信号が途切れると、HDMIの出力をやり直します。このため、映像や音声が一瞬途切れてしまい、映像表示や音声が出力されるまで、しばらく時間がかかることがあります。
  例えば、テレビやHDMI信号を出力する機器の電源を操作したり、テレビのチャンネルを変更する、本機の入力チャンネルを変更する、HDMIケーブルを挿抜する、などの操作を行った際にこの現象が発生します。
 なお、この動作は接続しているテレビなどの種類によって動作が異なる場合があります。
   
三菱社製パソコン用ディスプレイとの組み合わせにおける相性。
 本機のHDMI出力端子(「出力1」または「出力2」)に、三菱社製パソコン用ディスプレイでHDMI端子の内蔵された機種(RDTシリーズ)と、他メーカーのテレビなどを同時に接続すると映像が正しく表示されないことがあります。
 具体的な例として、三菱社製パソコン用ディスプレイとSONY社のテレビを同時に使用した場合で、三菱社製パソコン用ディスプレイの入力チャンネルを、機器を未接続のチャンネル(例えばパソコンを接続していないDVI-Dの端子)を選択した場合に発生します。 (三菱社製パソコン用ディスプレイを入力信号のある状態のチャンネルに設定しているときは問題ありません)
 どちらかのテレビが、HDMI端子の信号の有無を常にチェックしているために発生している物と思われ、それらの動作に本機が反応して信号のネゴシエーション動作を常に行ってしまうために発生する物と思われます。
   
SONY社製CSチューナー(スカパー!用)で映像が表示されない問題。
 SONY社製CSチューナー(スカパー!用)「DST-HD1」を接続すると、映像が表示されない、または映像が表示されるまでに著しく時間がかかってしまうことがあります。
 「DST-HD1」とのHDCPネゴシエーションが正しく行われないことが原因していると思われます。
 表示装置(テレビなど)や本機、HDMI信号を出力機器の起動(電源「オン」)の順番によって正しく表示できない事がある様です。
   
 

製品発売後、順次更新予定です。